アテネオリンピック観戦記#3

 ここまでの観戦記をダイジェストで。

 競泳陣と柔道でメダルラッシュ。この辺は本当に素晴らしい。水泳は、北島が前評判通り実力通り、きっちりと2つの金メダル。本当に強かった。銀メダルの山本や銅メダルの中西悠子も素晴らしかったですね。柔道は、井上康生の敗退には驚きましたし、残念でしたが、その他は軒並み自分の実力を出し切れているのではないか、と思いますね。特に、谷選手と野村選手。この2人ちょっと強すぎです。谷亮子って怪我してたんじゃなかったですっけ?
 団体球技は、男子サッカーは残念でしたが、案外あんなものかという気も。そもそも、ちょっとブロックが悪かったですし。一方女子サッカーは、今日の試合に勝てばベスト4。相手は強豪・アメリカですが、だからこそ、今日勝てばメダルが見えてくるでしょうね。ソフトボールは、一体何が起こっているのか。ただ、試合を見る限りでは、打線が少々湿り気味な気がします。女子バレーは……実力的には、この辺が妥当という気はします。ただ、栗原の不調と、バックアタックがやたらとマークされていることは、目に付きますけれど。研究されているんでしょうね。
 そして野球。強い、と言うか、アメリカが出てこない現状でこのメンバーでメダルが取れないようなら、今後何年掛かってもメダルは取れない気がしますよ。・・・というくらい、今回のメンバーは素晴らしい、良い選手が集まっていると思っています。チーム毎の人数枠が取り払われて、日本人メジャーリーガーも参加できていれば、もっと良いチームになったのでしょうが、その辺は少し残念かな? ライト・イチロー、センター・松井秀、レフト・谷。そんな夢のような外野手の競演は次の五輪の楽しみにすることにして、ともあれ、金メダルは充分に射程内。期待していいのでは、と思います。
 その他としては、男子体操団体の金メダルには感動しましたね。体操王国ニッポンの復活は、スポーツファン全ての願いだと思うのですよ。これからに期待してしまう、そして期待できる結果でした。


 さて、陸上競技も始まりました。ますます目が離せない、アテネ五輪です。当サイトでは、日本選手の活躍を心から願いつつ、応援しています。頑張れニッポン!