夏の甲子園観戦記#15

 準決勝の2試合が終わりました。あとは決勝を残すのみっ。
 今日の準決勝は、第一試合・第二試合共に、どちらが勝ってもおかしくない好ゲームとなりました。第一試合は鵜久森の一発で流れが変わるまでは千葉経大付ペースだったものの、最後は地力の差が出たのか、済美が逆転で勝利。さぁ、あとは史上初、初出場での春夏連覇を残すのみ。果たして偉業は達成されるのか、注目です。第二試合は予想通りの乱打戦。最終的には駒大苫小牧が逃げ切った形になりましたが、東海大甲府の最後の追い上げと粘りは見事の一言。さぁ、あとはこちらも史上初、真紅の優勝旗は白河の関を越え津軽海峡を越えて、いよいよ北の大地へともたらされるのか、注目です。

 もはやこれ以上の言葉は必要ないでしょう。明日はいよいよ決勝戦、全国四千余校の頂点が決まる――。