衝動買い?

 何故か4冊も本を買ってしまったのは、給料日だったから、だと思いたい。


 1.『涼宮ハルヒの消失』(谷川流角川スニーカー文庫
 2.『シャンク!! ザ・レイトストーリー VOL.1』(秋田禎信角川スニーカー文庫
 3.『しにがみのバラッド。』(ハセガワケイスケ電撃文庫
 4.『檸檬(れもん)』(梶井基次郎新潮文庫


 相変わらず買ってる本のジャンルに統一性が無いのは気にしない方向で。と言うか、最近ラノベ数冊と同時に近代文学を1冊買って、それを息抜きのように読んでいる自分がいます。わけわかんねえですな。
 さて……。まだロクに読んでもいませんが、と言うか読む時間あるのかこれ? ともあれ、まずは1ですが、実は前作の『退屈』の段階で積んであるので、そっちを先に読まざるを得ないわけなのですが(苦笑)。ま、ゆっくりと消化しようかなと。評判は意外と高いというか盛り返した模様なので、楽しみにしておきます。
 2はですねー、この作者の作品といえば、『魔術士オーフェン』は初期の頃はかなりハマってました。それ以降は別に心惹かれることも無かったのですが、イラストが依澄れいさんだったので、つい買ってしまったわけなのですよ。あほです。
 3は、ちょっと前から個人的に気になってた作品。白いワンピースの白い少女、赤い靴、黒猫。死神。これらのキーワードに、何やらもう突っつかれまくりなわけなのですよ。中身は一編だけ読んでみましたが、雰囲気がとてもステキなお話でした。期待。
 そして4。いいから、梶井基次郎は面白いから、騙されたと思って読んでみ? 掌編小説、その1つ1つの完成度には思わず溜め息が出ますから。有名どころでは、表題作である『檸檬』と、『桜の樹の下には』あたり。「桜の樹の下には屍体が埋まっている」という一文はあまりにも有名でしょう。その他、短いものはほんの数ページなのですが、その作品の纏まりの良さは、私のような短編書きには勉強になるのです。