ToHeart2日記 #3

 目論見通り、日付が変わる前に愛佳シナリオ終了。これがまた何て言うか、その、……もの凄くえちぃんですが(ぇ
 
 さておけ。シナリオはとても良かったです。不覚にも涙ぐんじゃうレベルで良いお話。初っ端から当たり引いちゃったような感じがして、今後のプレイに不安を感じる辺りがちょっとアレですけどねー?(笑)
 いいんちょの魅力は、自分自身の魅力(世話好きとかお人好しとか頑張り屋さんとか)に自分では気付いていなくて自信が無くってコンプレックス持ちで、でもみんなからはちゃんと慕われていたり愛されていて。でもそれには気付けていないから、時には泣いちゃったりもして。でも、貴明にしろ妹にしろ、ちゃんと愛佳が好きでちゃんと愛している。世界は、自分が頑張ったことが自分に(多かれ少なかれ)返ってくるくらいには素敵なんだよって、思わず抱き締めてそっと囁きたくなるような、そんな女の子です。
 ―――もうダメ。愛佳好き過ぎてダメ文章書いてる自覚はあるよー。
 関係ないですが、PS版のToHeartをプレイした時も最初にクリアしたのはいいんちょだったんですけどね、あれとはまた違った意味でえちぃ。えちりな正統派ラブコメ。こりゃもうダメだ。ダメダメだ。人気出るのも分かるわー。もう当然のように大好きですっ。もう普通に萌えた。萌え転がった。萌え死にそう。
 
 愛佳シナリオの感想としてはこのくらいにして、初プレイでのToHeart2そのものに対する印象とか感想とか。
 雰囲気は、前作を受け継いでる印象が色濃く出ていて個人的には好きでした。高橋&水無月両氏がいなくても、現在のLeafでここまでの作品が作れるんだぞという、メーカーの底力を感じました。ごめん、正直ちょっと舐めてた。
 音楽はねー。前作をプレイしている人間としては、特に前作でも使われていた音楽が流れる度にツボにハマりました。力がありますよねやはり。使いどころ間違えてるだろそれ!みたいな箇所もありましたが許容範囲。
 CGに関しては及第点以上。例えばみつみ絵や甘露絵がToHeart2の世界にこれだけマッチするというのは、実はかなり意外でしたが。や、雑誌で初めて見た時点では「ありえない!」って思ってましたもん。でも、違和感はないなぁ。特に愛佳は違和感全くありません。好きキャラに対する贔屓目だけじゃないですよ。いや本当に。
 システム面は……気にはなりましたが、プレイに障る程じゃないですね。ギャルゲやってれば、システムがもっと酷いゲームは山ほどありますし。ま、スキップ機能だけはもう少し何とかならないかな、とは思いましたが。前半〜中盤のタルさは、私はむしろ本作の美点だと思っているのですが、気になる人は気になるのかも。
 
 初プレイの印象としては、私は買いだと思いました。少なくとも、愛佳シナリオだけでも買い。ぼくは大好きです。まだ買ってない人は、是非とも買ってプレイしてみてくださいな。これ、めーれーだからっ!