Musical Baton その後。

 思惑通り、界隈内にバトンがぐるぐると飛び回っていって、あちこちで波紋を呼んでいる模様。しかしながら、見ている分には面白いのだけれど、回されたひとたちにとってはいい迷惑なのかも知れない、と今更ながらに思ったりしているのですが。
 そんなわけで、ちょっと冷静になって、Musical Batonについて考えてみようと思います。
 
 実は5人のひとにバトンを渡したときに、今後どんな風にバトンが渡っていくのか調べてみたりしたら面白いかもなぁ、とか思ってたのですが、実際問題としてそれは無理でした。自分を起点として5人に渡して、その人からさらに5人に渡して、さらに5人に渡した時点で、バトンが渡った人の数は全部で131人(自分含む)。まさにねずみ講。把握し切れねぇよ。
 つか、おざきさんも仰っていましたがこれって一種のチェーンメールみたいなものだよなぁ。そう考えると、上手い事踊らされてしまった自分が馬鹿らしい気もします。誰に渡せばいいのかを必死になって考えていた、昨日の自分に全力パンチを浴びせたい勢い。回っていった先には、誘って欲しくなかった人や答えたくなかった人もいただろうに。誘われたら答えないという選択はし辛いからなぁ。しかも、後に行けば行くほど渡せる人の選択肢が狭まっていく。なんて恐ろしい。これって相当に因果なシステムだと思われ。
 でも、そういった「5人に渡す」制約が無ければ、企画としては面白い。決して広くは無い界隈、こんな対人関係が狭くて浅い私にすら回ってきたのだから、かなりの確率で誰かしらからは回ってくると思います。そうすると、「普段ウザがられる自分語りの一種を大っぴらに行うことが出来る」(独り言以外の何か(6/16))というのはかなり魅力なのでは、と思うのですがどうか。もちろん、それに参加したいと思っているか否かを外から判断するのは難しいから、バトンを渡す段階で相当な困難が待ち受けてはいるのですけど。・・・結局どうすりゃいいんだ?
 結局、答えたくない人はスルーするなり、バトンを渡したくない(渡せない・面倒臭い・etc...)人は自分の所で止めるなり、自分のペースで答えればそれでいいような気もします*1。それでも良いのであれば、自分の趣味嗜好を披露して自分語りするなり他人との交流に用いるなり、いろいろ楽しめるとは思うのですよ。気軽に、気楽に、でいいと思うのですよね。

*1:本来の趣旨とかはこの際気にしない方向で。